Nゼミの大学生16名で「十人十色ゲーム」
Nゼミの大学生16名で実施しました。
実施したのは5月ですが、ほとんどが4月からゼミ生の一員となった3年生で、友人同士もいますが、まだ打ち解けきれていないような少し遠慮も残る雰囲気のメンバー構成です。
まずは、4名1チームの全4チームに分かれてチーム名を決めたあとにゲーム説明を行い、トライアルとしてファシリテーターであるゼミの教授が回答者になって、教授の答えを全チームで予想してもらいました。
トライアルでゲームの内容を理解したあと、各チームから1人づつ選出した回答者が、解答用紙とペンを持って廊下にでていき、3つの選択肢の中から自分の回答に○をつけていきます。
その間、部屋の中は、回答者の選択を予想する相談の声がどんどん盛りあがっていきました。「あいつ、いっつも脂っこいもん食べてるから…」、「あいつの性格なら○○じゃないの!」などの勝手な予想が廊下まで漏れ聞こえ、廊下の回答者が思わず声をあげそうになる姿も見られました。
廊下の回答者と部屋の中のチームの回答が書き終えたところを見計らって、回答者に回答用紙を隠しながら廊下から部屋へ入ってもらいます。
まずは、チームの回答を発表し、次に回答者の正解発表。それまで、チームメイトのことをあれこれと想像して考えていただけに、予想を裏切る答えに頭を抱えたり、「なんでだよー」と逆ギレする姿もあり、かなり盛り上がっていました。
チーム全員に回答者がまわったところでゲーム終了。
ホワイトボードに「正」の字で得点集計。勝利チームの発表後、みんなでゲームの感想を言い合い、振り返りを行いました。
この日は、このゲーム自体の目的である、「他者の視座」に立つことと、コミュニケーション・ゲームについての解説、また、この「十人十色ゲーム」をより良いものにするために、体験して感じた事や改善点などを出し合い、終わりました。
全体的に、真剣に楽しんで取り組んでいました。
やってみた感想
とにかく、かなり盛りあがりました!
ノリのいい学生ばかりだったことも多いに影響あるけど、はずれた時に予想者も回答者もどちらもお互いに文句をぶつけている様が面白かったです。チームの対抗戦ですから、結構、ムキになって、あたると声をあげて大喜びしていました。
勝利者賞品なんかあると、また盛りあがりそうです。
ゲームがとてもシンプルなので、ゲームに単純に集中でき、そのあとの振り返りでもゲーム中にしていた行動とを振り返りながら、考えられていた様子でした。